平成18年10月27日
大 学 長 各 位
「入試過去問題活用宣言」
共 同 提 案 大 学
「入試過去問題活用宣言」参加のお願い
今,大学は次世代を担う若者の教育という本来の目的を強く認識し,そのため
のあらゆる努力を重ねております。その中にあって,入学試験は多様化し,アド
ミッションポリシーにしたがいながら,高等学校の教育にも配慮した問題の作成
に多くの時間を費やしているのが現状です。これまでわれた膨大な入学試験問題
のなかには,数々の良問が蓄積されているにもかかわらず,過去問題の使用は不
公正な入試と見なされるため,入試担当者は,類似問題の存在に神経質にならざ
るを得に使ませんでした。
われわれは,発想を新たにして,過去の入試問題を大学コミュニティの貴重な
共有財産と考え,相互利用を承認すべきではないかという考えに到達し,別紙に
掲げるような「入試過去問題活用」宣言をすることになりました。
「入試過去問題活用宣言」に記載しました趣旨にご賛同いただき,宣言に参加
されるよう,お願い申し上げます。
ご検討の上,活用宣言にご参加いただける場合は,同封の「参加同意書」を準
備委員会幹事大学(岐阜大学)まで,お送りいただくようお願いします。
なお,第1回とりまとめは,平成19年1月31日,第2回とりまとめは,平成19
年3月31日といたします。
「大学入試過去問題活用宣言」共同提案大学
旭川医科大学長 八竹 直 ○岐阜大学長 黒木登志夫
弘前大学長 遠藤 正彦 静岡大学長 天岸 祥光
岩手大学長 平山 健一 滋賀医科大学長 吉川 隆一
秋田大学長 三浦 亮 岐阜薬科大学長 永井 博弌
山形大学長 仙道富士郎 ○名古屋市立大学長 西野 仁雄
宇都宮大学長 菅野長右ェ門 桜美林大学長 佐藤東洋士
○お茶の水女子大学長 郷 通子 ○順天堂大学長 小川 秀興
山梨大学長 貫井 英明 日本医科大学長 荒木 勤
信州大学長 小宮山 淳
○印は準備委員会大学
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